Kokudou Quest
国道をただひたすら意味もなく端から端まで走りぬく。ただそれだけのことです。
No.7:'97.04.28 |
41km(大阪府堺市〜奈良県五條市) |
吹田市(中環→R423→R25→R26)堺市(R310)五條市
(R24→R371)紀見峠
(R371→R170→R309→大阪r36→中環)吹田市
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21:00-22:00 |
今回のメインテーマは、R310だったんですが、実は意外な掘り出し物が……
完走国道について
(左が起点、右が終点。矢印の向きは今回の走行の向き。←→は双方向完走。)
R310(大阪府堺市→奈良県五條市)
ごじょうのじょうは、新字、旧字のどっちが正しいんやったかなあ?
そんなことはおいといて、道の紹介。
まず、26号から分かれて、しばらく走ると案内標識により左端に追いやられてしまう。
4車線もあるのになぜ?と思っているうちに、けったいなトンネルに叩き込まれる。
府道王国大阪の誇る「大阪中央環状線=中環」があるからで、
どうも国道310号より中環の方が強いみたいです。
実際国道に入ったあとは、もっともそれを納得させられるのですが……
トンネルを抜けるとそこは、片側1車線の道幅の狭い渋滞しまくっている道路だった。
河内長野までほぼこんな感じ。
河内長野に入ると旧170に吸収され、めっちゃ細いところを通らされ、峠に入ります。
峠部分は「わりときたない道が多い。」という印象で、また、国道看板もきたない。
変な形をした五條市本陣交差点(R24、R168交点)で終わり。
掘り出し物(旧旧R170のさびた看板)
現在のR170は、高槻市から関空のそばの泉佐野市までとなっていますが、昔からそのルートではありませんでした。
R170をよく通る方はご存知だと思いますが、R170の古い案内標識には、「橋本・四条畷」と
なっているものが結構見られます。そう、現在のR170は昔は、和歌山県橋本市に向かっていたのです。
そんな背景の中、ツーリングマップルなる地図が発売され、
そこに、現在のR371の紀見トンネルの真上を通る紀見峠がその旧旧170のルートだということで、
「R170の標識はまだ残っているのでしょうか」という記述があり、さっそくついでに紀見峠を探索。
私はこの峠は初めてだったので、えげつない峠を連想していたのですが、高野山近辺の道路よりずっとましでした。
交通量はまったくなく気色悪いですが快適な峠でした。
さて、標識なのですが、ぼろぼろにさびていましたが、1本発見できました。
「国道」および「1?0」という文字が確認できます。
こんなんまだあるんですねえ。
なお、R170は昭和28年の時点では、和歌山市〜松阪市(現在の42号)であり、
昭和33年に当時の2級国道から1級国道42号に昇格して、欠番になった後、
昭和37年に、高槻市〜橋本市として再指定、
昭和56年に、高槻市〜泉佐野市に変更されました。
今日はR310完走より旧旧R170看板の方が収穫だ。
ちなみに、初めての日帰りクエスト……
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