Kokudou Quest
国道をただひたすら意味もなく端から端まで走りぬく。ただそれだけのことです。
No.9:'97.05.15 |
617km(大阪府大阪市〜千葉県千葉市) |
吹田市(中環→R176)
大阪市(R1)東京都中央区日本橋(R14)千葉市
(R16)穴川(京葉道路)市川(…)市川市
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00:00-20:00 |
通算3度目の国道1号完走トライ。ようやく成功しました。
右の写真は、国道1号、4号、6号、14号、15号、17号、20号の起点になっている「日本国道路元標」です。
日本橋の橋の真ん中にマンホールのように埋め込んであります。
昔の国道は「すべての道は日本橋に通ず」という言葉がぴったり合うような
ほぼすべての国道がここを起点とした路線になっておりました。
この付近には、日本の道100選の記念碑や、
日本橋の由来記などもあります。
完走国道について
(左が起点、右が終点。矢印の向きは今回の走行の向き。←→は双方向完走。)
R1(東京都中央区←大阪府大阪市)
私が最初に国道1号完走を思い立ったのは、学部3年の終わりのこと。
AE86とのお別れ企画として考えた。
しかし、当日体調が悪く、少し出たところでだめだと判断し中止。
それから、約2ヶ月。4年生は授業もなく、まだ研究室も決まらない状態で大いなる時間の
もてあまし状態だったので、国道1号完走を計画。
昼間梅田新道出発で、結構R1は混んでいたが、まあまあ順調に京都府へ突入。
しかし、悲劇が訪れた。
京都府久御山町京滋バイパスへの入口でのことである。
この交差点は行かれたことがある方ならわかると思うが、なんと右折レーンが3つもある。
私はその真ん中にいた。両端はトラック。右折待ちから「さあ、右折だ」というころのこと。
私が少し進んだところで真右を見るとトラックがこっちへ向かって来る。
「あ、やばい。」と思ったのもつかの間、その9tトラックは私の車の右フェンダーとドアの
境目目掛けてやってきた。
幸い怪我はなかったが、滋賀県へ入ったところでやる気なくなってリタイア。
時は流れてその1年後。
急な予定が東京で発生し、急遽国道1号の完走のチャンスがやってきた。
今回は、比較的車が混みそうな名古屋を混む時間帯までに抜けようという計画で真夜中(結局は0:09)に
梅新を出ることにした。
また、今回は国道MLという強い味方を引っさげて、万全の体制を整えた(つもりだ)。
でも、私は極度の大型トラック不信で、
比較的トラックの多いR1の完走は結構勇気のいることではあった。
しかし、その日の夕方18:00頃。「3度目の正直」でR1完走を達成することができた。
- 大阪府から京都府:昼間は鬼のように混む。今回は夜中なのでよく流れた。
- 京都府から滋賀県:昼間にここを通るには、かなりの覚悟が必要。いつも混んでいるという印象。今回は夜中なので、これも関係なし。
- 鈴鹿峠:当日はすごい雨でえげつなかった。阪奈道路の大阪側のワインディングを思わせるものがあった。昼間峠上り(向きで言えば下り)は、速度取り締まり注意。
- 亀山バイパス:ちょうど通過した時間帯がトラックの多い時間帯。周りすべてトラック。めちゃこわかった。鈴鹿サーキットでレースのある時は渋滞要注意。
また、1620kHzのラジオが何か妙な雰囲気なので一度聞いてみよう。
- 四日市から名古屋:完全にR23の裏道という感じ。生活道路なので、当然渋滞するでしょう。
- 愛知県東部:豊橋で渋滞に引っかかった。ちょうど国道1号の中盤戦、一番精神的にも体力的にもつらいものがあった。道としては、まあまあ。
- 静岡:有料バイパスが多く非常に楽させていただいた。特に浜名バイパスは景色よくなおかつ制限速度も高いのでお勧め。
浜名+磐田+掛川+藤枝で確か普通車でちょうど千円になるはず。夜間割引しているバイパスもある。
- 冨士由比バイパス:特に印象に残ったので静岡と別にさせていただきました。当日は雨でしたが走っていて気持ちいい道路。ただし、道の駅富士はSAみたいで期待外れ。
- 箱根峠:なかなかいい峠でした。でも、当日は大きな霧。前がまったく見えず。
有料の箱根新道を通らず、元箱根を行ったのだが、趣があってよかったです。
ちなみに、元箱根には、天下の1号になんと、1.5車線幅のところがあります。
- 神奈川県:箱根を越えると天気は晴れ。湘南は富士由比と同じく走ってて気持ちのよい道路でしたね。
また、横浜市内等では、右車線を走りっぱなしにさせない道路構造に感心した。イナイチも見習わんと…
- 東京都:特に書くことはないが意外と道がすいているという風に感じた。
R14(東京都中央区→千葉県千葉市)
国道1号完走の惰性で走った国道。当然、惰性なので京葉道路
(こいつは途中までR14で突然R16にかわる:高速道路ではない)
を使って手抜きさせていただきました。
千葉街道がいわゆるR14なのですが、めちゃ混んでるらしいので……
しかし、千葉市街の国道14号。「何じゃこれは。」というような感じだった。
京葉道路を幕張で降りずーっと南下して、シェルのGSのあるR14がR16に変わる交差点を左折する。
そうすると千葉市街。ずっと行くと左手に千葉そごうがあって、JRの高架をくぐる信号があり、Y字がある。
真ん中の富士銀行と右の田原屋の間を行く道(一部一通)を行くと、左16号、真っ直ぐ51号、右126号の案内が出てくる
がこの交差点が終点。
「ほんまに何じゃ?」というような国道。
東京→千葉の向きにしか完走できません。
とりあえず、国道1号を終えてほっとしている。
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