Kokudou Quest
国道をただひたすら意味もなく端から端まで走りぬく。ただそれだけのことです。
No.52:'98.04.05 |
250km(京都府福知山市〜岡山県倉敷市) |
吹田市(大阪r1→R171→大阪r4、r43、r110→R423→
大阪r605、r4→大阪・兵庫r604、r106→
大阪r4、r104→大阪・京都r54→R173→R9)
福知山市(R429)倉敷市(R2)
龍野市(R2BP)明石西
(兵庫r514→R2…→R28→
R2→R28→兵庫r21…→R2→R43→えべっさん筋→R171→中環→
万博外周)吹田市
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06:00-11:30 |
1998年の国道クエスト開幕です。
この日は明石海峡大橋の開通日だったのですが、
お構いなしに悪名高いこんな国道に行ってました。
完走国道について
(左が起点、右が終点。矢印の向きは今回の走行の向き。←→は双方向完走。)
R429(岡山県倉敷市←京都府福知山市)
この道は大別して津山市より西と東で分けられると思います。
元々この国道は倉敷と津山を結ぶ国道だったのですが、後に福知山まで延び、
それをもろに反映しています。
私の走行した福知山→倉敷の向きでお話します。
R9からR429に入った途端、まず「何じゃこれ??」というのが第1印象。
しょぼい道が来て、そのうち細くなって、最初に現れる峠、榎峠付近はまるで林道。
工事通行止の標示がいきなり現れて、「もはやリタイアか?」と思いつつ、
無視して進むと、「日曜日は通行可」だったので、そのまま通過。
というように、峠道が現れる度に、朝来町〜一宮町のそれを除いて
林道のような道(舗装)が出現するという、この道だけでラリーができそうな国道です。
で、兵庫県から岡山県に入るとちょっと雰囲気が変わります。
特に、先ほど設定した境目の津山を抜けると、今までの部分と比べてかなり整備されている
という印象がありました。
が、しかし、R429は最後の最後に、
さらに「これが国道か!?」というようなところを用意してくれていました。
岡山市、総社市の市境付近(岡山総社IC付近)でR180と一瞬だけ合流するのですが、
そのインターの真下に何も案内のない交差点があります。
ここがR429への交差点なのですが、これを曲がると、ここしばらくの道とは
がらっと変わった雰囲気を見せ、
R424ばりの細さを誇る道(集落内)
が現れたりします。
さらに倉敷市に入ってからも、けったいなところがあります。
道路地図を見ていただくとわかると思うのですが、今、話題の「倉敷チボリ」
の北東の方角に「浜ノ茶屋」という交差点がありますが、このあたりを地図でよく見ると、
交差点をショートカットしている一方通行の道の方が国道で、
交差点の方は国道になっていないことが読み取れると思います。
現地の案内は、もちろん一般向けに、交差点経由が国道のような書き方になっていましたが、
形状的にここは一つの交差点と見なせそうなので、
「何だかなあ…」というところでしょうか。
それを曲がって倉敷駅前の渋滞を過ぎ、R2交点(大西交差点)へ。
普通の人なら、ここでR429が終わると思うでしょう。
ところが、まだR429はR2(古いほう)と重複するように続いていて、
R430との交点を過ぎると、R429単独区間が再び出現し、
R2のバイパスの入口に合流して終了。という、何とも意味不明な末端です。
最後に、R429を全体的に見ると、キテるところはかなりキテますが、
そうでないところもかなり多いことから、
R425のえげつなさにはかなわないだろうと言うのが私の感想でした。
帰り道、明石から神戸のR2、大渋滞。
明石海峡大橋見物人&花見でごった返してました。
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