Kokudou Quest
国道をただひたすら意味もなく端から端まで走りぬく。ただそれだけのことです。
No.53:'98.04.19 |
616km(徳島県徳島市〜香川県高松市) |
西淡町(兵庫r25)淡路島南(神淡鳴道)鳴門(R11…)
徳島市(R439)中村市(R56…→R33)
高知市(R32)高松市(R11)
鳴門(神淡鳴道→第2神明→阪神高速→名神)吹田
(中環→万博外周)吹田市
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10:30-23:30 |
前日の国道メーリングリストの宿泊付オフミの後、朝からよりによってこんなところへ行ってしまいました。
完走国道について
(左が起点、右が終点。矢印の向きは今回の走行の向き。←→は双方向完走。)
R439(徳島県徳島市→高知県中村市)
おそらく、日本一とんでもない国道なのではないか??と噂される国道です。
その数字の語呂合わせから「よさく」と呼ばれ、現地のユースホステルの行事として、
「よさく走破」が行われたことが過去にあるなど、非常にチャレンジングな国道とされております。
また、昭文社スーパーマップルからは、「四国縦断には不向き。時間がかかりすぎる。」と
酷評されております。
さらに、道路時刻表によるデータによると全走行距離にして346.6km、
時間にして約10時間、それで快適な国道であれば問題もなかろうが、どっこい
激細山道や田舎の生活道の塊が延々と続くのです……
さて、起点はおそらくR192とR438の分岐点だと思うのですが、
あまり自信ないし、道路時刻表をじっくり見る時間がないので、
R11の起点からトレース開始。
しばらく(といってもかなり長い間)は、R438と重複しているのですが、
交差点を曲がるたびにだんだんグレードが下がっていくという感じで、
これからの不安を感じさせるような立ち上がり。
佐那河内村くらいまではまあまあといった感じでしたが、
その後は、国道と呼ぶには程遠いグレードの道が大半を占め、
人が住んでいれば集落の中を抜ける細い生活道、峠道とくれば、
京柱峠の東祖谷山村側にあるぼこぼこ道を筆頭に林道と何ら変わりのない道で、
たまに、特に自分より番号の若い他の国道(R193を除く)及び新しくできた
トンネルの周辺など、ところどころ片側1車線確保されていたりするが、
それも束の間、またすぐの細い道に戻るといった状況で、
このワンパターンが延々と300km以上繰り返されておりました。
とりあえずだるいだけ。
地元の人及び、かずら橋等の観光地に用事のある人だけが他の国道から
ちょろっと走るためだけに存在しているような、
路線として全く意味を成さない国道のような気がしました。
ただ、特に西側では整備しようという動きが進んでいて、
ぼくらが年寄りあるいはおらんようになる頃には少しは使える国道になっていそうです。
まあ、特に用事のない限りこの国道に近寄ってはいけません。
R32(香川県高松市←高知県高知市)
よさくの陰に隠れて完全におまけ。
夜のR32はほぼ全線に渡ってがらがらで、信号もあまりなく、
「北海道の法則(あえて何も言いません!)」が適用できるほどの勢いがありました。
R192との重複を過ぎると少しグレードが下がったような気がしたのは
気のせいでしょうか??実際制限速度が50から40に下がっていましたが……
最後、高松市内では片側3車線中環構造(右端は右折レーン兼用)の
ところがあり、昼間は非常に混みそうです。
その完成による効果がいろいろと疑問視されている明石海峡大橋ですが、
私にとっては非常に意味ある橋で、非常に四国が近くなったような気がしました。
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