Kokudou Quest
国道をただひたすら意味もなく端から端まで走りぬく。ただそれだけのことです。
No.128:'00.08.13 |
570km(北海道函館市〜北海道札幌市) |
函館市(…→R279)
函館市(R278)森町(R5)
八雲町(R277)江差町(R227…→R227→R229)
北檜山町(R230)札幌市(R12…→R36→R453…)札幌市
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08:00-19:30 |
北海道上陸1日目。
札幌を目指す。
完走国道について
(左が起点、右が終点。矢印の向きは今回の走行の向き。←→は双方向完走。)
R278(北海道函館市→北海道茅部郡森町)
基本的に海岸線に沿った国道。
函館〜椴法華までは道幅もあって快適そのもの。
ところが、その次の南茅部町からは、漁村の集落を縫っていくところも多く、
道幅が狭くペースも低め。でも本州の道路に比べたら相当ましであることは確か。
また、その南茅部町ではバイパス建設が鋭意進行中のようだ。
R278を普通に走行していると、このバイパスへ叩き込まれ、
途中で県道迂回することになるので、注意が必要。
現道をミスコースしないで走るには「南茅部町漁港(詳しくは忘れた…)」と
書いた交差点で、右折することがポイント。結構難しいと思う…
R277(北海道檜山郡江差町←北海道山越郡八雲町)
八雲から江差の国道であるが、
実際は、八雲と熊石の間だけで残りの半分はR229との重複となる。
R277単独区間は北海道の国道にしては、悪い部類に属する。
線形性や道幅が今ひとつ劣っているといったところか。
でも、本州の道路に比べれば、十分な立派さであることは言うまでもない。
R230(北海道札幌市←北海道瀬棚郡北檜山町)
北桧山から長万部が第1の単独区間。
昭和50年代前半まではこの区間はR277であった。
(したがって今のR277は後付け国道になる。)
今金町の市街地部分だけが少し流れが悪く、それ以外は快走路。
長万部から虻田(現在は豊浦)まではR5→R37と重複。
さて、豊浦町からR230は二手に分かれる。
ご存知の通り、R230は有珠山の噴火のため、
虻田町内で国道が灰で埋まり通行止となってしまった。
しかし、これが北海道のなせる業であるのだろうか、しばらく後に
なんと別のルート(道道)があっという間に国道化されてしまったのである。
たとえばがけ崩れで通行止になったきり何年も開通せず、ろくな迂回路もない
本州の国道とは大違いである。
豊浦からR37をそのまま進み、虻田町中心部で左折する。これが一つ目のルート。
(交差点案内)
まず、そちらのR37側の様子を見に行くことにした。
R230は、常識的な範囲では、
R37とR230の交点から高速道路をくぐる手前まで通れるようになっていた。
(写真)
通行止の柵はいいかげんなものだったので、通ろうと思えば、
それより先にも行けるようにはなっているが、今回は見送ることにした。
車の通行がなくなってしまったせいで、
国道沿いの雰囲気はなんともいえない寂れたものであった。
もうひとつのルートは、災害後に昇格したr97→r285のルート。
(交差点案内)
国道が道道に間借りしているような雰囲気であったが、
十分国道として使えるレベルに整備されている。
北海道開発庁の建てた標識と北海道が建てた標識が同居している風景は珍しい。
そして、それら二つは、洞爺湖の北側、洞爺村香川でまたひとつになる。
(交差点案内)
次は国道を先に進まずに、
先の災害で通行止になった区間の北側を探索してみることにした。
R230は洞爺村香川から洞爺湖温泉街中心部(国道が右折する交差点)までは普通に
通れるようになっている。
しかし、観光客で渋滞の洞爺湖温泉街で右折すると、
数十m先で即通行止の状態になっており、その先には無残な風景が垣間見える。
閉店を余儀なくされたGSなど、そこに長居するのがはばかれるような感じであった。
(写真)
その後のR230について。
喜茂別町内以外は、中山峠までは快走路である。
特に長い長い登坂車線は感動すら覚える。
しかし、対向車線は延々と渋滞していたのはなぜだろうか??
定山渓から札幌市内中心部について。
定山渓も札幌市であるというのには驚き。
有馬温泉が神戸市であることと同じくらいびっくりすることかもしれない。
相当混んでいることを予想したのであるが、ぜんぜんそんなことはなく、
すいすいと流れていた。
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