Kokudou Quest
国道をただひたすら意味もなく端から端まで走りぬく。ただそれだけのことです。
No.133:'00.08.18 |
633km(北海道小樽市〜北海道苫小牧市) |
苫小牧市(…→R36…→R234→R235)
沼ノ端西(日高道→道央道→札樽道)小樽(R5)
小樽市(R229)江差町(R227…→R227)
江差町(R276)苫小牧市(R36…)苫小牧港
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08:00-20:00 |
北海道上陸6日目。
北海道の国道があまりにも流れてしまうために余ってしまった一日。
苫小牧から小樽へとんで、積丹半島をうろついて再び苫小牧へ戻ることに。
完走国道について
(左が起点、右が終点。矢印の向きは今回の走行の向き。←→は双方向完走。)
R229(北海道小樽市→北海道檜山郡江差町)
小樽〜岩内(積丹半島周遊部)
小樽〜余市はR5重複。小樽〜余市市街を抜けるまで流れはいまいち。
余市を抜けると、工事や細いトンネルなどで
一時的に流れは悪くなったりはするけれども、
基本的に快走できる道路。
が、トンネルが非常に多い。
最近になっても崩落が起こっていることや、ついこの間まで不通区間が存在していたことを
考えるとかなり工事や道路の維持に難儀しているのだろう。
岩内〜江差
北桧山町内以外は、すべて海岸線沿いの道路。
景色がきれいで快走できる。
途中(多分、島牧村)から、それまでのキロポストがすべて余市基準だったのに、
ここから小樽基準に変わっている。
数字が急にはねるので驚く。
R276(北海道檜山郡江差町→北海道苫小牧市)
歴史的経緯
元々のR276は倶知安〜苫小牧であった。
しかし、平成4年の改正において、岩内町〜共和町の
距離にして10kmちょっとの区間を国道に昇格させるために、
江差〜岩内の約190kmがおまけとして
(もちろん、共和〜倶知安の区間も同時に)一緒に R276に組み込まれた。
言うまでもなく、
(江差〜岩内の距離)> (それ以降)
である。重複190kmというのは、最長記録かもしれない。
江差〜岩内
上記のようなわけでR229との重複区間。
さっききた道を延々と逆戻り。
江差〜岩内の向きのほうが、より海岸線に近いので、風景的には○印か?
岩内〜共和
江差〜岩内の190kmを引き連れて昇格するくらいだから、
きっとこの道には何かわけがあるのだろうと思って期待したのだが、
なんてことはない、北海道でなくてもどこにでもありそうなただの市街地系の道路だった。
岩内のR229とR276の交点にある「起点」ポストが妙に腹立たしい。
で、このなんてことはない道路の国道昇格理由は、直江津からのフェリーがこの岩内港に
就航することになったからだそうだ。
しかし現在、この直江津〜岩内航路は運休中。
何のための国道昇格なんだろうか…。
共和〜倶知安
R5重複。ニセコアンヌプリを正面に見ながらの走行。
倶知安〜苫小牧
やっとR276らしい区間に到達する。
最初は羊蹄山を右手に見て走る平原の道。
大滝村美笛峠から先は、支笏湖を左手に見て走る森の中の道。
もっとも支笏湖はR276からはほとんど見えないのであるが…
支笏湖畔へ向かうR453と分岐してもしばらくは森の中。
しかし、苫小牧の街のびっくりするところが、「森即街」ということ。
さっきまで森の中だと思ってたのに、一軒目の大きな建物が見えたとたんに4車線に変わり、
一気に街中へ突入していく。
普通、中間が存在するはずなのだが、ここにはそんなものはなかった。
R36とぶつかって終了。くたびれ儲けな国道であった。
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