Kokudou Quest

完走国道について （左が起点、右が終点。矢印の向きは今回の走行の向き。←→は双方向完走。）

• R16（神奈川県横浜市←神奈川県横浜市）

  首都圏の外側を一周する国道。 起点と終点が同じところだが、途中に海上区間を挟むため、 見た目には千葉県富津市と神奈川県横須賀市を結んでいるように見える。
  経緯としては横浜〜横須賀が元々のR16。 横浜〜千葉が二級国道129号東京環状線。 昭和37年に、横須賀市街より先と千葉以南も含めて一つの国道となった。
  今回は政令通り終点〜起点で反時計回りに回ることとした。
  
  横浜市高島町→横須賀市走水
  高島町交差点付近が、なんとも融通のきかないつくりになっているため、 いろいろ迷いながら何とかR16に入ることのできる向きで高島町に到達する。 到達したのはいいものの、左折レーンが二つあったりするなど、 知らない人に対して不安を煽るような構造になっている。
  R16自体は朝も早いせいか快走。 左車線に時々路駐が存在しているせいなんだろうか、 ほとんど右車線が走行車線化しているのが印象的。 関西では路駐があっても、左車線を走っている車がもっとたくさんいるものだが、 ここではそんなことはないみたい。
  最後、走水の国道終了地点は「何でこんなところなん？」という感じ。 そこから突然県道に変わる。
  
  移動区間(走水→久里浜港(フェリー)金谷港→富津市)
  海上区間は、走水〜富津市となっているが、航路は存在しないので、迂回する。
  県道(神奈川r209,r208,r210,r211)をつないで久里浜港へ向かい、 そこから金谷港までフェリーに乗船。 乗船時間は45分ほど。
  金谷からはR127,R465→千葉r255で富津へ。 R127については渋滞が懸念されたが、午前中だったので、北上する車は少なく快走。 反対向きは少し混んでいた。
  富津市R16開始地点に昼頃到着。 普通の民家の門の前にある指定区間開始を示す白い棒は結構インパクトがあった。 この端っこも走水同様、「何でこんなところなん？」
  
  富津市→千葉市村田町(R16・R16BP交点)
  R465交点から富津市大堀付近は、北側を走るr90が超高級な道路であるのに比して R16の方は生活道路的であるのだが、君津市大和田でその立場が入れ替わる。 非常にわけのわからない状態になっているのだが、 何かバイパスの方を国道に昇格できない理由があるのだろうか。 大和田で立場が入れ替わってからは、特に混むようなところもなく、 サクサクと進む非常に快適な道路である。
  
  千葉市村田町→千葉市穴川
  この区間は千葉市街へ突入する旧道ルートとそれを迂回する新道ルートが存在。 また、一部新道に並行して走る有料の京葉道路もこの辺りはR16扱いとなっている。
  旧道は、千葉市街R14重複区間の一部である細い一方通行の道及び、 それを抜けた後の広小路〜穴川の何とも中途半端な車線幅の片側2車線道路が印象的。
  新道はそこそこよい道だが、信号によるタイムロスが大きいのがネック。
  
  千葉市穴川→道の駅やちよ
  今まで比較的快走できていたのだが、千葉北ICを越えた辺りから極端に流れが悪くなる。
  非常に恐ろしい状態で、千葉北IC〜下市場R296交点が35分。 平均時速が10を割り込んでしまう。
  
  道の駅やちよ→柏市呼塚(R6交点)
  道の駅を過ぎた後は、ほんの少しの間だけ車は流れるが、今度は渋滞名所の呼塚が待っていた。
  時間帯もよくなかったのかもしれないが、小室町(R464交点)〜呼塚が42分。
  
  柏市呼塚→岩槻IC
  呼塚を過ぎると決して速くはないが、それまでに比べればぼちぼちの流れとなる。 庄和町あたりはちゃんと走れる印象。 その後の春日部〜岩槻がかなり悲惨だった。春日部小渕〜岩槻加倉南が43分。 平均時速はかろうじて10を超える程度。
  
  岩槻IC→川越IC
  岩槻ICを越えると、時間も遅くなってきたこともあってか、ぼちぼちと流れ始める。 川越市内は少し流れが悪かったが、今までに比べれば…。
  
  川越IC→八王子市左入橋(R16・R16BP交点)
  昼間については、よい印象がないところばかりなのだが、 時間が時間なので、期待以上の流れを示してくれる。
  r7分岐後から小荷田までの区間が、急に片側1車線になってしまうのは、 まるで嫌がらせのよう。 拝島橋の手前も、左折→右折→橋と渋滞の要素となるものが続けば、 渋滞やむなしかな。
  
  八王子市左入橋→相模原市橋本陸橋下
  有料の八王子バイパスを経由するルートと、八王子の街中を経由するルートの2通り存在。
  時間が遅いので実際は混まなかったが、旧道の八王子市内はR20とシケイン状に重複しており、 渋滞必至な構造。
  
  橋本陸橋下付近
  今回、トレース解に困ってしまったのはここ。 古いほうの道から来た場合、R16バイパスと合流するためには、 「一時停止経由で陸橋へ入る道(=A)」、 「R413の案内の方(実際はR16側道)へ入る道(=B)」の二通りがあるのだが、 地図によって、 「Aのみ国道」「Bのみ国道」「AB両方国道」の三通りがあり、 非常にわけのわからないことになっている。
  ちなみに、ここは北向きもややこしいことになっていて、 北向きトレースの場合は、R16を切らずに行こうすると、 バイパス経由するしか答えがない。(旧道は県道経由の必要がある。)
  
  橋本陸橋下→横浜市高島町
  もうすでに日付は変わっているせいか、橋本〜上川井はよく流れた。 かつては渋滞ポイントだった橋本五差路(R129交点)も高架のため、 昼などでも、よく流れるようになったそうだ。
  がんがん走れる保土ヶ谷バイパスはトレース不可なので、現道へそれる。 一気に生活道路の雰囲気へ。
  浜松町〜高島町はR1重複。 高島町交差点は右折不可になっているため、 R16の2周目の周回はできないことになっているようだ。