Kokudou Quest
国道をただひたすら意味もなく端から端まで走りぬく。ただそれだけのことです。
Semi Quest Part8:'02.10.26 |
145km+α(三重県志摩郡阿児町〜三重県北牟婁郡紀伊長島町) |
RS伊勢志摩(R167)
阿児町(R260)紀伊長島町
(R42,R309,R169)RS川上
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07:00-13:00 |
「日本の道」松波氏とR260の完走。
完走国道について
(左が起点、右が終点。矢印の向きは今回の走行の向き。←→は双方向完走。)
R260(三重県志摩郡阿児町→三重県北牟婁郡紀伊長島町)
志摩町御座〜浜島町は海上区間。
かつてはフェリーが運航されていたようだが、
現在は1日4便ほどの観光船が運航されているのみ。
阿児町〜志摩町御座
阿児町鵜方から、志摩町に入ってすぐのところまではいたって普通の道。
ただ、観光シーズンになると、この道路では手に負えないかも。
特に鵜方中心部の近鉄の踏み切りは、かなりやばいような気がする。
志摩町内は2本あるが、トレース可能な古い方の道路を選択。分岐点はMC注意。
分岐後は、民家の軒を掠める比較的細い道もあり。
センターラインが引かれてあるところでもかなり狭い。
御座港
朝早いということもあって、かなり早く御座に到着。
R260と港湾施設の境目を示すペイントあり。
かつてフェリーが運航されていた形跡もあるが、港はかなり寂れている様子。
切符売り場の建物も廃屋と化していた。
御座港(航路)浜島港(航路)御座港(移動)浜島港
国道の端同士を結ぶ船は、派手な色だったが、いたって小さいものだった。
9:00の便に乗る。往路は客が我々二人のみ。
切符売り場がないということで、船長さんが直接切符を売っている。
船長のおっちゃんに、「降りて港を踏んでまた乗る」ということを告げると、
特に不思議な顔もせずに切符を往復で売ってくれる。(片道300円/1人)
浜島着は09:09。いったん、降りて写真を撮り、再び9:10の便に乗船。
我々の他に客が一人乗ってきた。どうやら、船長のおっちゃんと知り合いらしい。
固定客しかおらんのか…。
おっちゃんに、観光シーズンはどうなのかと尋ねてみると、
最近はかなり客足は遠のいているらしく、
「会社もいつまであるかわからん」とのことでした。
乗っておくのは今のうちか?
9:20、御座から浜島まで移動開始。
志摩町内は先ほど通らなかったバイパスを塗っていく。
西側の開通区間はかなり細い道から突然R260に変わってしまうのでびっくりする。
こんな道、全部できないとあまり意味がないような…。
その後はR260→r17→R260で浜島港へ。
さっきは降りてすぐ乗ってしまったからよくわからなかったが、
船のない港へ来てみると、浜島港は御座に比べてさらに寂れている風に見えた。
浜島町浜島港〜紀伊長島町
五ヶ所湾の西側は、狭いところが多かったが、
これでもずいぶんと整備が進んでいるとのこと。
この8月に南島町、紀勢町境の錦峠のバイパスが開通。
もっとすごい道路を想像していたのだけれども、
基本はセンターラインなしで形成。
結構びっくりしたけれど、交通量に見合う道路整備という意味では
これでよいのかもしれない。時間的効果は抜群。
最後の最後、道路時刻表では、終点はR260とR42の交点「片上南」ではなく、
旧R260とR42の交点である「長島トンネル北」を指している模様。
実際のところどうなんだろうか。
R260完走の後は約5年ぶりに紀伊半島を北上した。
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